名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。「CREA」2024年春号の「行かなくちゃ、台湾」特集。その一部を抜粋し、掲載します。
CREA 2024年春号
行かなくちゃ、台湾
特別定価980円
現地の若い人たちには「古くさい」と敬遠されがちな台湾茶。
そのイメージを払拭しようと、ポップなデザートやハイセンスな空間でお茶を楽しませてくれるお店が増えています。いま、また台湾茶が面白い!
◆【六張犁】Liquide Ambré 琥泊(フーポー)

ブランディングマネージャーとして活躍するオーナーが「若い人たちにお茶を知ってもらいたい」と、2018年にオープン。店名の「琥泊」は、お茶が琥珀色をしていることから。

取り扱っている茶葉はすべて、つくり手を何度も訪ねて厳選し、仕入れたもの。ゆえに、貴重なものも多い。デザートを頼むと、甘みが引き立つようにとあえて濃くしてくれる気配りが嬉しい。
「ここでは街の雑踏を忘れてほしい」という思いを込めたという、内装にも注目。

Liquide Ambré 琥泊(フーポー)
所在地 台北市大安區樂利路72巷15號2樓
電話番号 02-2736-7287
営業時間 12:00〜19:00
定休日 月曜
Instagram @liquideambre
2024.03.30(土)
文=高田真莉絵
写真=橋本 篤
コーディネート=田中左千子(TOP TAIWAN)
CREA 2024年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。