水替えは毎日、ウサギの“部屋んぽ”、インコの放鳥…日々のお世話は?

――唯一の両生類であるウシガエルのモーちゃんはどうですか?

 爬虫類の流れで飼い出したんですけど、アフリカウシガエルってめちゃくちゃデカくなるんですよ。そうなったら嬉しいなと思っていたんですけど、大きくなるのはオスだけで。モーちゃんはメスなので、そこまで大きくなりませんでした(笑)。カエルって苦手な人が多いですけど、いろんな種類があって。アフリカウシガエルとかベルツノガエルは沼でじーーっとしてるタイプなので怖さはないと思います。観察してても、たまに、あ、ちょっとだけ動いてるねって思うくらい、あんまり動かなくて。

うちの子ベストショット②「ジーっとしてるけどエサをあげるとすごい勢い!」

――いつもお世話はどんなことをしているんですか?

 インコやウサギは手間がかかりますけど、爬虫類、両生類はそこまで大変じゃないです。例えば、蛇は大きくなれば2週間に1回くらいの食事を与えればいいんです。水の替えは全員、毎日しないといけないんですけど、ヒョウモントカゲモドキは毎日あげるんじゃなく、少し間隔をあけたりして。爬虫類の掃除は基本、敷いてあるキッチンペーパーを取り替えるくらいですね。

 動物ってエサを与えすぎると寿命を縮めてしまうことにもなるので、ウサギやインコも多くあげすぎないように気をつけてます。

 あと、ウサギだったら部屋んぽ(※部屋のなかのおさんぽ)とかあるんですけど、うちの子はケージが好きなので基本はそこにいさせて。(自分が近くにいるときに)ケージの扉を開けて、出たかったら出られる状態にしておくと顔を覗かせたりするので、そういうときは結構自由に過ごさせています。僕の今までの経験なんですけど、インコは放鳥しすぎるのはよくないというか。急な運動で心臓がバクバクしてしまうこともあるので、ケージから出して手に止めてかわいがるくらいにしてますね。

――そういう知識は常に学んでいるんですか?

 自分で調べたり、いろんな人に聞いたりもしてます。爬虫類だと、どぶろっくの江口さんが詳しくて。僕は勝手に師匠だと思ってるんですけど、小さい頃から爬虫類を飼っていたらしいので、お会いしたときにいろいろと聞いてますね。あと、ペットショップの方からいろんな動物について教えてもらったりもしてます。

2024.03.31(日)
文=高本亜紀
撮影=山元茂樹
写真=タバやん。