この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年3月9日)

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vol.238 素揚げレンコンのっけあずキーマカレー

 インドには「キーママタール」というひき肉とグリンピースのカレーがありますが、今日はグリンピースのかわりに冷凍していた茹で小豆を使いました。複雑なスパイスもなしの日本のキーマカレーです。

 カレーの上にはレンコンを素揚げしてのっけて。見た目も華やか、野菜の香ばしさも加わって一気にごちそうカレーになります。ごはんは玄米。パラリとした食感はカレーと相性抜群!

■材料(2人分)

・合い挽き肉:200g
・茹で小豆:50g
・トマト(ざく切り):小1個
・玉ねぎみじん:1/2個
・にんにく(千切り):1片
・生姜(千切り):1片
・ヨーグルト(無糖):大さじ1
・オリーブオイル:大さじ2
・カレー粉:小さじ2~大さじ1
・塩:小さじ1/2~1くらい

・レンコン薄切り:10枚くらい
・揚げ油:適量
・玄米ごはん:適量

■作り方

(1) 鍋にオリーブオイル、にんにく、生姜を入れて中火で熱し、香りがたったら玉ねぎを加える。玉ねぎがきつね色になったらトマトとヨーグルトを加えて水気がなくなるまで炒める。カレー粉、塩小さじ1/2を入れてひと混ぜし、合い挽き肉を加える。

(2) 合い挽き肉の色が変わったら茹で小豆と水1カップを加え、5分ほど煮て、塩で味を調える。

(3) 油を中温に熱し、レンコンを加え、薄く茶色くなるまでじっくり揚げ、カレーにのっける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.03.09(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔