この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年3月7日)

» きのうのレシピ「牛タンデミ丼」


vol.236 春のかき揚げのっけやわらかうどん

春のかき揚げのっけやわらかうどん。
春のかき揚げのっけやわらかうどん。

 うどは皮も身も無駄なく使えるよい食材ですよね。どちらも香りが高く、春を感じる大好きな食材です。今日はうどの皮で、かき揚げを作りました。三つ葉と桜海老を入れた、春爛漫かき揚げです。

 そしてうどんは私的定番のボイルオーバーしたやわらかうどん、そして出汁は白出汁で。白出汁のキリッとした味わいとかき揚げの組み合わせ、最強ですね。

■材料(1人分)

・うどん:1人前
・白出汁:大さじ2

・うどの皮:4cm×1枚分
・三つ葉:1本
・玉ねぎ:1/8個
・桜海老:大さじ1

A
・天ぷら粉:25g
・水:大さじ2くらい

■作り方

(1) ウドの皮は5ミリ幅の千切りにする。玉ねぎは5ミリ幅のくし切り、三ツ葉は3センチ長さに切る。ボウルにAを入れて混ぜ、ウド、玉ねぎ、三ツ葉、桜海老を入れてさっくりと混ぜる。中温の油で2~3分ほど揚げる。

(2) うどんを10分ほど茹でて器に盛る。熱湯1カップに白出汁を混ぜて注ぎ、かき揚げをのせて食べる。

 かき揚げの具材の分量は適量です。天ぷら粉が絡むくらいを目安に入れて下さい。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【おいしい梅干し料理レシピ】 さっぱりと「豚の梅角煮丼」 梅干しを豚肉と煮るとオツな味に!

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.03.07(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔