この記事の連載

パリっぽさ満載のキュートな雑貨たち

Q2 贈りものが見つかる店は?

Marin Montagut

 イラストレーターのマラン・モンタギュ氏によるパリ6区の雑貨店。

「乙女心をくすぐるかわいいアイテムがいっぱい。高価なものもありますが、比較的手頃で、持ち帰りやすいものをセレクト。オレンジの花の香りがするソープ(19ユーロ)、老舗カフェのフロールとコラボした小皿(55ユーロ)がおすすめ」

Marin Montagut(マラン モンタギュ)

Instagram @marinmontagut

食事に招かれたらウンチクのあるシャンパンを

Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは?

お花やシャンパンを贈り合う

「フランスでは、何かにつけて贈り合うのがお花。みんな行きつけの花屋があって、特別なときにかぎらず頻繁に贈り合う印象です。ディナーに招待されたときはシャンパン。有名なメゾンのものも良いですが、ストーリーのある小さな生産者のものなら知的好奇心をそそります。アペリティフには辛口のブリュット、デザートなら甘いドゥミ・セックですね」

●教えてくれたのは……

安田薫子(やすだ・かおるこ)さん
編集者

パリ在住15年以上。現在は日仏を行き来。旅、モードなど幅広く取材・執筆。
嬉しかった贈りもの:エルメスなどのデザインを手がけていた故ヒルトン・マッコニコ氏からのトンボのオブジェ。

※47都道府県の手土産やスタイリスト・曲田有子さんがセレクトしたクッキー缶9選、2023年のベストコスメなどのコンテンツは「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。

次の話を読む都内で手に入る【フィンランド雑貨】美しいリネンタオル、チップスや老舗ブランドのチョコレートも…

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自由に旅できるいまだから気になる
あの都市の贈りもの

2024.02.10(土)
文=大嶋律子(Giraffe)
写真=アフロ〈風景〉

CREA 2024年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

贈りものバイブル

CREA 2024年冬号

贈りものバイブル

定価980円

気兼ねなく人と会い、久々に好きな場所を旅する――。2023年は心躍る、まさに再会の年となりました。ここ数年の時代と価値観の大きな変化を経て、ギフト選びもアップデートが必要に。そんないま、贈りもの賢者たちは何を選ぶのかを伺いました。挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、650点以上のギフトの中から、あなたのお気に入りが見つかりますように。