セビーチェは店によっては辛いのですが、「エル・パイサノ」は辛さがほどほどで、海鮮が盛りだくさんでした。揚げワンタンは、町中華ともガチ中華とも違う「Chifa(チーファ)」と呼ばれるペルーの中華料理で、こちらも大満足。

 昔、福建省あたりの中国人がペルーに移民したときに、彼らの言う「チーファン(吃飯。飯の意味)」が転じて、ペルー中華料理が「Chifa」と呼ばれるようになったそうです。「エル・パイサノ」では、揚げワンタンのほかにもペルー中華料理が食べられます。鶴見には、ほかにもペルー料理屋があるので、好きなお店を選べるのが素晴らしい。

 皆さんも、歴史がつくった逸品を食べて飲むために、鶴見へ行ってみませんか?

写真=山谷剛史

移民時代の異国飯(星海社新書)

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2024.02.02(金)
文=山谷剛史