チョコレートを金色の工具で「掘削」する様子はまるで異世界
![掘削員が山を削る様子。衣装は「山の民」をイメージした手作りのもの。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/1280wm/img_f83e7ec0034b6bf12f34db8ff0e5f2b6181919.jpg)
イベントではこのなかから2種類のチョコレートを選んで、ガラスケース内にいる「掘削員」(店員)にチョコレートの山岳地帯を掘ってもらい、それを瓶に詰めてもらうことができます。瓶にはタッセルや小楽園のオリジナルチャームを付けることで自分だけの瓶にカスタムすることも。
実際にオーダーシートで2つの味を選んでみました。選んだのは火山地帯と山奥の隠れ里のチョコレート。オーダーシートをガラスケースの中へ投函してしばらくすると、掘削員がカンカンカンと大きな音を立ててチョコレートを“掘削”する姿を見て楽しめます。
![工具を使って「カンカンカン」と音を立ててチョコレートを削る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/1280wm/img_2f92b777856784a8001c08737ba6b2f3162671.jpg)
カナヅチと金色のノミを使ってチョコレートを削っている様子はなんとも不思議な光景。ガラスケースの中で瓶詰めされた山のかけらのチョコレートは、「小楽園」の看板的存在であるカラクリ人形の「ククルカン」ちゃんが専用の道を通って運んできてくれます。
![カラクリ人形の「ククルカン」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/1280wm/img_e12a254cefa049d7fc26a75b9b7ebe19121979.jpg)
![カラクリ人形の「ククルカン」ちゃんが瓶を運ぶ様子。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/1280wm/img_b8aa5dd3cf46d27becb7cdb957388099116117.jpg)
![「山のかけら」(1,760円)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/a/1280wm/img_fa65b676682491fbec86c4900e792613154586.jpg)
![「山のかけら」の瓶の中身はこのようなチョコレートの欠片が詰め込まれています(こちらは6種揃ったイメージ画像)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1280wm/img_f721fca178325e0514586873cfcb9bf0215981.jpg)
「お待たせいたしました」と元気よくしゃべり出すククルカンちゃんに驚きつつ、瓶を手に取る体験は、まさに幻の桃源郷の土産物屋へ迷い込んだかのような非現実感。くるりと向きを変え、元の位置に戻っていくククルカンちゃんの後ろ姿がなんとも愛らしいです。
2024.01.25(木)
文=瑠璃光丸凪(A4studio)
撮影=佐藤亘