挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、贈り物賢者たちが選ぶ650点以上のギフトを紹介する「CREA」2024年冬号の「贈りものバイブル」特集。その一部を抜粋し、掲載します。
CREA 2024年冬号
贈りものバイブル
特別定価980円
3人の猫飼いが「猫好きへのギフト」について語る覆面座談会を開催!
例年、CREAの「贈りもの」特集の中でも人気の「動物好きな人へのギフト」企画。今年は「猫好き」の方へ贈りたいアイテムについて、猫を愛するスタイリスト・伊東朋惠さん、カメラマン・清水奈緒さん、ライター・熊坂麻美さんに語っていただきました。
猫好きなあの人を笑顔にするために、そして猫好きな自分へのご褒美に、ラインナップをぜひ参考にしてみてくださいね。
伊東 猫グッズは好き嫌いが分かれるから、当然、確実に猫好きとわかっている相手にしか贈らないよね。
熊坂 猫グッズってファンシーなものも多いですよね。それは苦手かも。
伊東 大人に贈る場合はシンプルさが重要。シックでインテリアを邪魔しないものが理想だと思うな。琉Qの山猫のやちむん、ORNEKOのクッションカバー、LAPUAN KANKURITのブランケットあたりはかわいさも大人っぽさもあって素敵だよね。
清水 私は甘すぎず、ユーモアのある猫モチーフをもらうと嬉しいから、贈るときもそういう視点で選ぶ。
熊坂 たしかに、PecoRiのポットとか9.kyuuのハコイリネコとか、思わず笑っちゃうものは魅力的!
伊東 私のイチオシはCoucou Suzetteのヘアクリップ。一見ファンシーだけど品があって、大人の外しアイテムとしても優秀!
熊坂 自家焙煎珈琲豆シロネコのカフェオレベースのような猫パッケージのフードは、好みを問わず喜ばれそう。
清水 松尾ミユキさんの時計もそうだけど、シャム風とかハチワレとか、相手の愛猫の柄のアイテムを選ぶのも手だよね。あとは、オリジナルも喜ばれるよ。スマホの写真から簡単にマグカップやTシャツがつくれるからおすすめ。
伊東 自分に贈るなら、坂巻弓華さんの猫入りの絵画。いつか欲しい〜。
清水 かわいいよね。猫グッズの究極はアートかも。手軽に買えるものじゃないからこそ、嬉しい!
2024.02.22(木)
文=熊坂麻美
写真=清水奈緒
スタイリング=伊東朋惠