「こんなところに日本の土産物屋が!」と思うのですが、結構安くて、知る人ぞ知るお店なんです。

外国人がここにやってきて、日本の土産を大量に買っていくとか。インドネシア人が買いに来るのかと思ったらそうでもないそう。「インドネシアから日本に行く航空券が高いんですよ。日本の航空会社よりもガルーダ・インドネシア航空のほうが高い。おかしいですよ」と店長のアグスさん。
アグスさんはお店の商品を見せながら「職人さんが何日もかけて作ったものを、こんな安い値段で売ってるんですよ。しかもみんなもうご高齢になって、コロナでやめてしまう人も結構いました。もう日本の伝統的なお土産は、掛け軸にしても湯呑みにしても、そのうち職人不足で無くなっていくんじゃないかなあ」と危惧していました。
一方で「下町なので近所の人と声かけして頑張っています」と神田の下町商人のような顔も見せてくれました。異国飯屋ではないですが、面白い店です。日本らしいお土産を探しているなら、寄ってみると良いですよ。

日本では珍しい“ハラルファストフード”の店
そしてその近くには「ニコニコ まぜ麺&カレー」という店があります。ここは、スリランカ人オーナーによる、日本では珍しい“ハラルファストフード”の店です。ハラル料理はモスク礼拝者などイスラム教徒にあわせた食事ですが、ここでは日本でおなじみのラーメンやカレーが、ハラルの素材で作られています。店に入ると外国人ばかりという、なんとも不思議なお店です。店内では騒がず静かに食べる必要がありますが、興味があれば訪れてみるのもいいかもしれません。

ベトナム料理屋の「ジャスタリ」はゆっくりしたい人向け
このエリアでゆっくりしたいときにおすすめなのが、ベトナム料理屋の「ジャスタリ」。都心で、しかも神田寄りの秋葉原という立地にも関わらず、ベトナムのカフェのような空間です。のんびりしたアジアの時間の流れを感じます。
筆者がお店に行ったときは、客が少なかったのでふらっと入れました。いかにもベトナムカフェな内装が、異国飯屋にやってきたというモチベーションを高めます。
2024.01.11(木)
文=山谷剛史