映画初出演のRIKU「心の中で感じたことを…」
寡黙ながらも自然な振る舞いで観客を物語に誘ったのは、本作が映画初出演だったRIKUさん。
「心の中で感じたことを目で伝えるような、心の中でしゃべっているような感覚でやっていました」
そうRIKUさんが話すと、吉野さんもうなずく。
「できるだけ自然体でやることを僕も意識しました。日常を見せるシーンも多かったので、本当に自然体で」
一方、川村さんは演じた刹那と自身にリンクするところがあったと話す。
「大阪出身で関西弁のところも同じですし、後半のとあるシーンでは自分で考えた3分くらいの台詞もあります。“壱馬の言葉でお願いしたい”と監督に言われて、自分と親の関係も考えながら経験を基に紡ぎました。想いの詰まった台詞です」
2023.12.07(木)
文=赤山恭子
写真=横山創大
スタイリスト=吉田ケイスケ
ヘアメイク=oya(KIND)≪川村≫,Aki(KIND)≪吉野, RIKU≫