この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年1月26日)

» きのうのレシピ「豚にら納豆炒めごはん」


vol.196 炙りしめ鯖のっけちらし寿司

炙りしめ鯖のっけちらし寿司。
炙りしめ鯖のっけちらし寿司。

 しめ鯖って自分で作るのはちょっと大変ですけど、スーパーには必ずあって、結構値段もお手頃、日持ちもします。いつもはそのまま使いますが、今日はバーナーでちょっと炙ってちらし寿司にのっけました。

 鯖は脂があるので、ちらし寿司のごはんは、ほの温かい方が全体がなじんでいい感じです。バーナーがない場合はフライパンでサッと両面を焼いてもおいしいです。

■材料(2人分)

・しめ鯖(市販品):1枚
・錦糸卵:1個分
・酢ばす:6枚
・貝割れ大根:1/4pc

・ごはん:1合

A
・酢:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・塩:小さじ1/3

・甘酢生姜の千切り:20~40g
・白すりごま:大さじ1/2

■作り方

(1) 酢めしを作る。炊きたてごはんに混ぜ合わせたAをふりかけさっと仰ぐ。つやがでたら甘酢生姜と白すりごまを混ぜる。

(2) しめ鯖はバーナーで炙り、薄切りにする。貝割れ大根は根をおとす。

(3) (1)に錦糸卵を広げ、酢ばす、貝割れ大根、しめ鯖をのせる。

バーナーを使用して少し炙りました。
バーナーを使用して少し炙りました。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.01.26(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔