![祇園さんとも呼ばれる八坂神社前、京都を感じる場所に立地する「ダムダム トウキョウ 京都店」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/1280wm/img_ddda94d07a036943ddce590825535d59140445.jpg)
日本の伝統と古来から伝わる植物成分から生まれた、日本発のクリーンスキンケアブランド「DAMDAM TOKYO(ダムダム トウキョウ)」。今年の6月にもポップアップを実施するなど、ブランドの原点でもあり関係性の深い京都にブランド初となる直営店をオープンしました。
![白を基調とした店内は什器の一つひとつに至るまでこだわり抜かれている。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/0/1280wm/img_00395b5a24c98f3248da58b8ad902e0596246.jpg)
お店の場所は八坂神社の西楼門の向かい、古都・京都の風情が感じられる祇園の中心地。ダムダム トウキョウのインスピレーションの源である「日本の入浴文化」の起源であり“銭湯の聖地”としても知られる京都の地にお店をオープンしたことを創設者であるフィリップ・テリアンは「本当に幸運でした」と振り返る。
![スキンケアプロダクトや香りのアイテムなど、ダムダム トウキョウが提案するプロダクトがずらりと並ぶ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/4/1280wm/img_44fde7e552f6677e329a378c7c48f52a87552.jpg)
今年の夏に発表し、話題を集めた「スキンケア懐石」のコンセプトに沿った、紫蘇や甘夏、こんにゃくなど日本の伝統的な食材を使用したスキンケアプロダクトはもちろん、お香やアーティストとのコラボレーション作品まで、店内にはダムダム トウキョウのプロダクトがフルラインナップで陳列されている。
静謐で落ち着いた印象の店内からは、和の趣きが感じられ居心地が良い。それでいて進歩的な空気が流れており、わくわくした気分にもなれる。
「京都の伝統を尊重しながらも、京都に染まってしまっては面白くない。日本の文化、材料を尊重しながら、いかにダムダム トウキョウの解釈を加えるか、その点にこだわりました」(フィリップ・テリアン)
![カウンターは一見漆に見えるが実はカシューナッツを使ったもの。照明も1960年代のイタリアのものを採用するなど、日本とダムダムの感性が見事に融合している。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/b/1280wm/img_0b89c7dd3283c9d200b41dec50895df3187685.jpg)
中でもこだわったのが商品を陳列する什器。佐賀県の家具メーカー「レグナテック」の什器を同じく佐賀県の手すき和紙工房「名尾手すき和紙」が覆っているかのように仕上げている。
店内のインテリア、一つひとつがこだわり抜かれており、温かみがありながらモダンな印象を生み出している。
2023.10.20(金)
文・写真=CREA編集部