先人の残した美のアーカイブや現在進行形の美術工芸に対峙できるギャラリーは、インスピレーションの宝庫です。塗師・赤木明登さんが京都で贔屓にするギャラリーで、進化する美のかたちに出会ってみませんか。
小さな美術館のよう モダンな空間で日本美術を
◆【古門前通】思文閣 京都本社

京都の骨董街・古門前通で日本の美術・古典籍を扱う同社では、1・2階のギャラリースペースで日本の書画を現代のインテリアに馴染む形で提案している。
「確かな古物鑑定と目利きの正統派ギャラリーです」

近年は現代の美術工芸にも幅を広げ、赤木さんとは2020年にオンライン個展「赤木明登 茶の箱とうつわ」を開催するなどの縁。

思文閣(しぶんかく) 京都本社
所在地 京都市東山区古門前通大和大路東入元町355
電話番号 075-531-0001
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜・祝日
https://www.shibunkaku.co.jp/
2023.10.02(月)
文=大橋知沙
写真=岡本佳樹
CREA 2023年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。