これ、今まで話したことがないんですが、高校に入って付き合った彼も学年で一番派手な男子で。同じダンス部の子で踊ればかっこいいし、派手なグループの中心にいて。でもすぐに別れちゃいました。
中央大学進学後は4~5つのアナウンススクール通い
――大学は中央大学ですね。サークルには入ったんですか。
西澤 はい。バスケットボールサークルに入りました。
――中学はバスケ部ですもんね。じゃあバスケに打ち込んだ?
西澤 いや、みんなはバスケをちゃんとしてるんですけど、私はしてなくて。たまに顔を出して、みんなの応援をして、その後の飲み会に現れるような学生でした。サークルの夏合宿は盛大にやるので、それは絶対に参加していました。
バスケ自体は本当にやってなくて、新入生歓迎会で1回やっただけ。2年生からはアナウンススクールに通い出し、ミスコンも始まったので、なかなかサークル活動に参加できなくなりました。
――アナウンススクールには4~5つも行ったとか。それだけ通うのは珍しいですね。
西澤 私、本当に心配性で。テレビ局がやっているアナウンススクールは全部行った方がいいと考えたんです。
実際はお金も時間もかかるから「こっちの局のスクールはしっかり行く。こっちの局は、夏休みの3日間コースで集中して行こう」と差をつけて、長い期間通っていたのは3つくらい。アルバイト代では足りないので、親にスクール代は出してもらってました。
――それだけスクールにも行って、お金も使っていたら、もう後には引けないですね。
西澤 引けないですね。何でもそうなんですけど、一度決めたら目標を達成するまで何が何でもやりきりたいタイプ。納得するまでやってダメだったらいいんですけど、何もやらずに「もう少しやれることがあった」となると、とても後悔しちゃうんです。
2013年の「ミス中央コンテスト」でグランプリ獲得
――そのためのステップの1つがミスコンへの出場ですね。ミスコンのプロフィールには「アナウンサー志望だということを知っていた友達が他薦してくれたため」とあります。
2023.08.29(火)
文=徳重龍徳