深夜の「軽食」も充実、バーラウンジも機内とは思えない豪華さ!
機内食は、成田からドバイまでのナイトフライトのメニューをご紹介しよう。深夜発のフライトなので、機内食は軽食のみの提供になる。この日のメニューは、寿司盛り合わせ、焼き鳥、雲南風キノコ鍋、牛肉ショートリブの蒸し煮、季節のフルーツだ。
まずは、寿司盛り合わせとフルーツを選んだ。飲み物はシンガポールの「タイガー」ビールにした。シャンパンはウエルカムドリンクでいただいたのと、久しぶりに「タイガー」に出会ったので。お寿司は、握りたてというわけにはいかないけれど、ネタは火の通ったエビや貝、サーモンなどで、おにぎり感覚で美味しくいただいた。
もう少し食べられそうだったので、雲南風キノコ鍋を追加。カロリーゼロのキノコとキクラゲがたっぷり載っていて、深夜の罪悪感が少ない内容。アジアのメニューが充実しているのはうれしい限り。
食後はバーラウンジへ。カウンター内には日本人CAさんがいらしたので、日本語で旅の話、飛行機の話をあれこれと。窓側に設置されたカウンターではグループの方達がおしゃべりしていた。ドバイにご出張だとか。機内で、シャンパン片手にこんな時間を楽しめるのはバーラウンジがあるからこそだ。
CAさんと楽しくおしゃべりしていたらお腹が空いてきたので、バーラウンジ専用のメニューから軽食をオーダー(食べ過ぎ!笑)。中東料理のチキンバルチとバスマティライス。容器を開けるとスパイスが効いた美味しそうな香りが! 窓側にいた皆さんが振り返ったほどだ。
朝食は和食の懐石弁当をチョイス。夜食も食べてしまったし、まだ外は夜が明けていない時間帯での朝食なので、油分とカロリーが控えめと思われる和食にして大正解。魚をメインにお新香とお味噌汁をいただき、最後に日本茶で締めてリフレッシュできた。
【取材協力】
エミレーツ航空
https://www.emirates.com/
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2023.07.17(月)
文・撮影=たかせ藍沙