「iPhoneの容量はこうすれば節約できる!」などといったハウツー記事で紹介されているTipsの多くは、データをこまめにiCloudにアップロードしましょうとか、「非使用のAppを取り除く」をオンにしましょうといった具合に、中長期的な対策がほとんどです。

 そのため、急いでiPhoneの空き容量を確保しなくてはいけない場面、例えば、目前のイベントや旅行先でこれから動画をたくさん撮りたいのに、空き容量がまったくないといった場合には、あまり役に立ちません。かといって写真や動画など、いちど削除すると元に戻せないデータに手を付けるのは、なるべくならば避けたいところです。

 今回はこうした場合を対象に、今すぐ空き容量を増やすことができるTipsに絞って、すでにある程度知られている技から、マイナーながら地味に効く技まで、7つのTipsを紹介します。思いつく限りの方法は試してみたけれども、なかなか効果がなく、最後にもうひと押しが欲しい! という場合にぜひ目を通してみてください。

写真や動画の「最近削除した項目」を完全削除する

◎効果:★★★★★

 ひとまず不要な写真や動画を頑張って削除したけれど、なぜかまるで空き容量が増えない……と嘆いている人によくみられるのが、単にゴミ箱に移動しただけで、完全削除されていないパターン。

 iPhoneで削除した写真や動画は、最大40日間は保管されたままなので、いますぐ空き容量を増やしたい場合は、これらを手動で完全削除する必要があります。Tipsとしては基本中の基本ですが、意外と見過ごされがちなので気をつけたいところです。

 

音楽ファイルのローカルデータをまるごと削除

◎効果:★★★★☆

「ミュージック」でダウンロード済みの曲が大量にある場合、これらを削除することで、空き容量を増やせます。

 容量はアルバム1枚につきだいたい100MB前後なので、動画データを削除するのと比べるとそこまで劇的な効果は見込めませんが、写真を1枚ずつ削除していくのに比べると効率的で、また配信で入手した楽曲であれば必要になった時に再度ダウンロードできますので、気兼ねなく削除できます。

2023.03.31(金)
文=山口真弘