天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(21)が4月から学習院大学への通学を本格的に始められるという。学習院大学と連携、調整を重ねて検討がなされる。

 コロナ禍の影響で、これまで愛子さまはオンラインで学習院大学の授業を受けられ、課題提出や試験などでお忙しく過ごされてきたが、文学部日本語日本文学科の4年生に進級されるタイミングでキャンパスでの生活を経験されることになる。

 天皇陛下は今年の誕生日会見で「早いもので、この4月から愛子も4年生になります。新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いて、キャンパスに足を運べるようになり、これまで以上に広い経験を積んでくれればと思っています」と述べられていた。

対面授業の日はタートルネック姿

 2020年4月の大学ご入学以来、授業はオンラインで受けられ、同年10月の初登校時には新入生向けの説明会に、昨年末には卒業論文の説明会などに参加されたものの、愛子さまのご通学は数回にとどまる。

 昨年12月20日には、入学後初めての対面授業を受けられ、翌日もアルファードで構内へ入られるご様子がさかんに報じられた。

 この日は、車両の窓からポニーテールにホワイトのタートルネック姿の愛子さまがちらりと見えて、通学に際しては動きやすいカジュアルなお召し物を選ばれるのだなと思った。タートルネックのトップスは、ウォームビズを意識されてのことかもしれない。アクセサリーはかわいらしいパールのイヤリングをお召しだった。

 

夜の雰囲気に合った華やかな装い

 学業以外でも愛子さまが皇居の外へお出ましになる機会は非常に限られていたが、やはり同じく昨年末頃から少しずつお姿をお見かけするようになってきた。特に印象的だったのは、昨年12月28日、六本木ヒルズで映画『Dr.コトー診療所』の地域医療支援チャリティー上映会に臨席されたときのことだ。

 主演のコトー先生を演じた吉岡秀隆に愛子さまから声をかけられる場面もあったこの日、愛子さまは全身をピンクベージュ系に統一したスタイルでお出ましになった。パールボタンがあしらわれたツイードジャケットに、ふわふわのファーバッグを合わせられたところから、ガーリーテイストがお好きな愛子さまらしさがうかがえる。ご通学時とのギャップが感じられ、夜の会場の雰囲気に合った華やかな装いだった。そしてやはり、ご一家3人で色のトーンを合わせた“リンクコーデ”をなさっていた。

2023.03.06(月)
文=佐藤あさ子