「佳子さまはもともと、公務とプライベートの服装をきっちりと分けられるタイプです。公務ではノーブルで清楚なセットアップが定番で、白や水色など淡くて控えめなお色を選ばれる傾向がありました。しかし、最近は一転して柄のあるワンピースなど、華やかなお召し物を選ばれています」(ファッション評論家・石原裕子氏)
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眞子さんとおそろいのイヤリングで
姉・眞子さんが小室圭さんと結婚し皇室を離れて以降、より精力的に公務に臨まれる佳子さま。
「メディアの方が『公務が多すぎる』とこぼし、現場に2、3社しか記者が来ないことも。お出ましは先月から合わせると10回に上ります」(宮内庁担当記者)
11月8日には眞子さんから総裁を引き継いだ日本工芸会が後援する「大蒔絵展」を鑑賞された。この日のファッションは紺色の生地にツイード素材をあしらったセットアップ。耳元にはひし形のイヤリング。
「実はこのイヤリング、眞子さんが2015年の公務で着けていたのと同じデザインのもの。NYで暮らす姉への思慕を感じさせるようでした。眞子さんが総裁を務めていた頃にご進講に佳子さまが同席したこともあるほどで、思い入れも深いのでしょう」(同前)
花模様が施されたスカートで個性を表現
姉の背中を追いつつ佳子さまなりのこだわりをファッションで表現されている。前出の石原氏が語る。
「レースやニット地など、これまで佳子さまがあまり身に着けなかったデザインや素材を選ばれています。眞子さんから公務を引き継がれる中で、ご自身の存在感と個性を表現したいという意識がおありなのでは」
10月16日の「ガールズメッセ」で着用した花模様のカットワークレースが施されたスカートは、国内ブランド「Noela」のもので定価は1万5400円。
「一昨年も同じブランドのスカートを着ていました。ブランドコンセプトは『カジュアルになりすぎない、スイートで女性らしいスタイル』。まさに佳子さまと同じ20〜30代の“働く女性”がターゲット層で、田中みな実が雑誌で着ていたこともあります。佳子さまご自身が通販などで購入されているのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
2022.12.11(日)
文=「週刊文春」編集部