
朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」でも注目の五島列島。長崎県の西側に浮かぶ5つの大きな島と無数の小さな島が連なってできています。

長い間東京の高級ホテルなどで広報として働いてきた安達真美さんが移住してきたのは2年前のこと。実はあまり知らずに決めてしまった、と笑う安達さんはすっかり五島に魅了されているようです。
東京では、さまざまな”本物”と触れてきた安達さんが驚いたというのが、食のレベルの高さ。魚介はもちろんのこと、野菜もお米もお肉もおいしくて、現在はそんな五島のご馳走をPRする仕事をしています。
そこで、現在もプロの広報として活躍する安達さんが今「全国に自慢したい!」という、ネットでも買える五島のおいしいものを紹介してもらいました。
◆ごと焼き ごと芋(冷凍焼き芋)/ごと株式会社

五島でつくられたお芋だから「ごと芋」。「日本さつまいもサミット2022」では「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」と「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞し、この秋もっとも注目のさつまいもと言っていいでしょう!
土壌づくりから徹底して手間暇をかけ、じっくりと時間をかけて育てるのが、ごと芋の特徴。熟練のさつまいも職人が毎日毎日様子を見ながら育てるのです。

収穫したごと芋は、目と手で厳しく選別し、さらに40日ほど熟成。これもまた甘みを引き出すポイントなのだとか。蓄えたデンプンが糖質に変わり、驚くほどの甘さを生み出します。

またもやじーっくりと、温度と水分量を調整しながら時間をかけてオーブンで焼き上げたお芋は、焼きたてをマイナス50度で急速冷凍。一気に冷凍することで甘みを閉じ込めることができます。つまり、原料はさつまいもだけ、というピュアすぎるおやつに。
「本当に砂糖を使っていないの!? と驚くくらい、ねっとりと濃厚な甘さ。有機JAS基準で安全に育てられているのを知っていますから、皮ごと食べています。食べたいときに食べたい分をレンジでチンするだけの手軽さも魅力です。毎年人気で早々と売り切れるため、早期予約をして自分用を確保、実家にも送るのがお約束」(安達さん)

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ごと株式会社
2022.10.28(金)
文=CREA編集部