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目尻は上げて、眉に近づける

「続いては、右端の濃い色をアイライン的に使います。一番右だけを単色で使っても、左から2番目と混ぜて使ってもOK。まずは手の甲で色を見ながら好みで選んでください」

 私は、右の色だけで、混ぜずに塗ってみました。

「色を決めたら、チップの太い部分を使って、目尻から内側に向かってまぶたの3分の1程度に塗っていきます。そして、そのまま往復する感じで、目尻に向かって色をのせます。この時に、目尻の少し外側まで、チップを上向きに持っていき、目尻のラインを気持ち、上げるのがポイントです」

 その後、左端の色をハイライトとして、目頭部分に使用。

 さらに好みで、アイライナーやマスカラをここで足します。

 私は、アイライナーを目尻のみに入れ、マスカラも使いました。品番は最後に書きますね。

アイシャドウと一体感ある色味で目を大きく見せる

 続いては、眉メイク。

 平尾さん曰く、「眉までを目ととらえ、眉まで一体感のあるアイメイクをすることで、目と眉の間を狭くし、ナチュラルに大きな目を作り出すことを狙います」

 それを叶えやすくしてくれているのが、今回チョイスしていただいたアイテム。

 特にアイブロウの色が、使用したアイシャドウの色と似ているのに感動しました。

 では、使っていきましょう。

「アイブロウブラシに、真ん中の色を取り、眉の真ん中から眉尻にかけて、眉山が少し高めになるように描いていきます。その後、眉頭までを描いたら、ブラシの細い方を使って、濃い色を眉尻に足します。今回は更に、眉頭の下側のラインから眉山に向かって描き始めて、目との距離を短く見せましょう」

「また、眉山を作ることで、顔の側面が際立ちますので、顔が立体的になります。すると、小顔に見えるようになり、相対的に目が大きく見えます」

2022.10.16(日)
文・写真=にわさわあきこ
撮影=釜谷洋史