ひとりで悩み続けた結果、やっぱり音楽をしたい、極端に言うと、もし飢え死にすることがあっても、その日まで音楽をしながら死にたいという思いに至りました。音楽シーンについてよく勉強して、音楽スキルを身につけて、人生を音楽に賭けたいという思いを、今は確実に持っています。

――コロナ禍で1人離れていたことに、追い詰められていたんですね。その悩みをどう克服したのでしょうか。

SOLI 自分について書き出してみたり、日記を書いたりしました。すると思った以上に、私って音楽が大好きで、アイドル活動も私の人生で本当に重要で幸せな瞬間として残っていて、これをもっと長くやりたいんだと気づいたんです。それを自覚してからは、あまり不安にならずに仕事へ没頭できるようになれました。

  歌以外でも、幼いころ母に習ったギターを少し弾けるので、YouTubeでウクレレの弾き語りをしたり、最近はドラムも習い始めたり、DJとしてアニメソングをミックスしながら流すDJイベントに出たりしています。

――活躍が目覚ましいですね! 最後に、SOLIさんの目指すアーティスト像とは。

SOLI 日本語で話してもいいですか? 私は離れているので参加できない活動もあるんですけど、レコーディングも、撮影も、DJイベントとかの音楽的なこともそうだし、映像編集とか、写真の加工も得意です。ファンの方にとって、私はミームトーキョーのコンテンツの1つになれるんじゃないかなと思っています。

 そういったことも、もっと出来るように、どんどん活躍の場を広げているので、皆さん、たくさんの愛をお願いします。応援して下さい!

2022.07.29(金)
文=筧 真帆