Q.3 自分とダンナさんの田舎が遠いので誰にも頼れない

A.3 「地域のファミリーサポートを利用してみて」(ハナコさん)

 私も両方の実家や親戚が遠く離れていました。でも、どうしてもパパに立ち会ってもらいたかったため、里帰り出産はしませんでした。また、母に仕事を休んで来てもらうタイミングも難しかったので産後の手伝いも頼みませんでした。「どうにかなるだろう」と思っていたのも事実。それから無事に出産し、退院したものの、パパの帰宅は遅く、慣れない育児と家事のWパンチで腰痛がひどくなり、歩くのも辛いほどに。

 そんなときに助けられたのが、地域のファミリーサポート。短時間でも食事の支度や買い物などの家事をしてもらえて、どれだけ体力的にも精神的にも救われたことか! 「ピカ☆ママコミュニティ」の先輩ママさんは、「上のお子さんの遊び相手」や「保育園の送迎」のほか、「冠婚葬祭の際にお願いした」という方もいらっしゃいましたよ。

 ファミリーサポートは事前の会員登録が必要ですので、妊娠中に、お住まいの自治体窓口に一度相談してみてはいかがでしょうか。地域の子育て支援を知っておくと、いざというとき心強いと思います。頼れるところに頼って甘えていいんですよ。少しでも心配事をなくして、出産にのぞんでくださいね♪

ライターOの場合】
 私は1週間ほど実母に来てもらいましたが、母親が帰ってからは精神的にもヘトヘトに。そんなときに助けを求めたのは子どものいる友人。昼間遊びにきてくれるだけでいい気分転換になるし、入浴を手伝ってもらったりもしました。友だちも我が子の赤ちゃん時代を思い出して「懐かしい~」と喜んでくれましたよ。

【教えてくれたのは】
ハナコさん
 はじめての赤ちゃんを産んで、まだ右も左もわからないピカピカのママ1年生。慣れない家事や育児に毎日オロオロしていますが、赤ちゃんの笑顔に幸せもいっぱい!

えまさん
 ハナコさんの同級生。失敗を気にもせず、常に“ラクして家事と子育て”がモットーの、お気楽ママです。

月子さん
 2人の育児を余裕でこなす、ご近所の先輩。豊富な知識と経験で、家事もドーンとおまかせのしっかりママです。

【先輩ママ】
ライターO
 2011年に女児を出産、2013年4月から保育園に預けて仕事復帰。日々めまぐるしく成長する娘に翻弄されながらも、育児と仕事の両立に奮闘中です。

※「ピカ☆ママコミュニティ」では、同じ悩みを抱えるプレママや新米ママたちが、活発に意見交換をしています。お役立ち情報が満載なのでぜひチェックして!
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2013.10.29(火)
text:Emiko Okazaki(ROKUSHIKI)
photograph:Marko Poplasen/shutterstock.com