いよいよ夏本番、抜けるような青空と緑が眩しい季節の到来です。四季があり、自然の移ろいを感じられる日本には、この季節、この土地でしか見ることのできない絶景が数多く存在しています。

 そんな「夏の絶景」を集めた「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年夏篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。

 各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく夏色の景色をお楽しみください。

 今回は、三重県観光連盟公式サイト「観光三重」PR担当が選ぶ、夏の絶景をご紹介します。

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆志摩市観光農園のヒマワリ

 志摩市観光農園は、季節の花々が楽しめる市営公園。約6,000平方メートルの広大な敷地にヒマワリや芝桜、ネモフィラなどが植えられており、それぞれの開花時期に合わせて開園する。夏季の見どころは7万本のヒマワリ。大輪の花を咲かせ、なだらかな斜面いっぱいに咲き広がる光景は圧巻。

 「三重県には、バラ・あじさい・ヒマワリ・コスモス・梅・桜・藤などのさまざまな花を、年間を通して楽しめるスポットや名所がたくさんあります。

 中でも、春の芝桜で有名な志摩市観光農園では、敷地一面がヒマワリの黄色で染まる夏の絶景を見ることができます」(三重県観光連盟公式サイト「観光三重」PR担当)

※開園時期:2022年7月15日(金)~8月7日(日)

志摩市観光農園のヒマワリ (しましかんこうのうえんのヒマワリ)

所在地 三重県志摩市磯部町穴川511-5(道の駅伊勢志摩)
https://www.kankomie.or.jp/event/detail_40814.html

◆伊勢志摩国立公園の星空

 伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町にまたがる広大な伊勢志摩国立公園内に立地するNEMU RESORTは、広大な敷地にホテルや温泉、ダイニングなどの施設を有するラグジュアリーな複合リゾート。

 森と海に囲まれた自然豊かなリゾート内には、さまざまな花が咲き誇る里山や美しい夕焼けを見せる浜辺など、美観を望むスポットが満載だ。

 「6月下旬頃から、月明かりの少ない夜に空を流れる美しい天の川を見ることができます。

 また、6月~9月限定で行われる、星空と海ほたるを楽しむことができるクルーズプランもおすすめです。新月の期間は、満天の星空と海面に青く光る海ほたるが織りなす幻想的な光景が楽しめますよ」(「観光三重」PR担当スタッフ)

伊勢志摩国立公園の星空(いせしまこくりつこうえんのほしぞら)

所在地 三重県志摩市浜島町迫子
https://www.nemuresort.com/

2022.07.14(木)
文=佐藤由樹