ようやく海外旅行が解禁! 帰国時の自宅待機が不要になり、気軽に海外へ旅行に行けるようになってきました。

 そこで、2022年4月、一足お先にプライベートでハワイ旅を楽しんだ、ハワイの達人・小笠原リサさんに、入国帰国時の手続き、最新のハワイ事情などについて詳しく教えてもらいました。

※記事の情報は2022年4月、ANAを利用したハワイ旅行での体験をもとにしたものです。最新の渡航情報とは異なる可能性がございますので、ご了承ください。


ハワイ旅行をする際に、事前に準備すべきことは?

 コロナに関わらず、ハワイに渡航する際の事前準備として、必要な手続きや確認事項は以下が挙げられます。

【基本の準備】

・航空券購入(個人旅行の場合)
・ホテル予約(個人旅行の場合)
・レンタカー予約(滞在中に必要な場合)
・パスポート&ESTAの有効期限の確認
・外貨の用意
・海外用スマートフォンの用意
・海外旅行傷害保険の確認

 航空券やホテルの予約などはコロナ禍前と変わりませんが、注意が必要なのは海外旅行傷害保険です。

 クレジットカードに海外傷害保険が付いているケースが多いため、今まではあまり意識していなかった方も多いと思いますが、万が一、現地で陽性になった場合、延泊費用を補償してくれるのかなど、補償範囲を確認することをおすすめします。

日本から出国・ハワイ到着時に必要なことは?

①新型コロナウイルスワクチン接種証明取得

 2022年4月の時点では、出発1日以内に受検した新型コロナウイルス検査の陰性証明書と誓約書が必要でしたが、2022年6月12日から不要になりました。現在は、新型コロナウイルスワクチン接種証明書のみ必要です。アメリカへはワクチンを2回接種していれば入国できます。

 新型コロナウイルスワクチン接種証明書は、日本政府公式の新型コロナワクチン証明書アプリで簡単に取得できますが、接種を受けた際に住民票のある市町村に問い合わせて書面で取得することも可能です。書面の場合は取得までに時間がかかるようなので、早めの手続きが必要です。 

➁航空会社出国受付カウンターで、新型コロナウイルスワクチン接種証明書を提示します。

③ハワイ到着時は入国審査を受け、スーツケースを受け取る

 ハワイ到着後は通常通りですが、入国審査の際の質問がいつもより少し多く感じました。所持金や職業について聞かれるケースもあったようです。

2022.06.29(水)
文・撮影=小笠原リサ