6月になり、春から新生活だった人もようやく慣れてきた頃でしょうか。“まわり”が見えてくると、本当に自分の仕事に必要な物が分かってくる時期だと思います。
そこで、今回は特に新社会人の方を意識して、文具王が自信を持ってお勧めできる「コスパ最強のガチで使える文房具」を10点、厳選してみました。
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1、厚さ0.5mm!邪魔にならない名刺入れ「CARDRIDGE air」

〈【CARDRIDGE air】ロンド工房 2枚入り500円+税
[HP]https://rondowerkstatt.com/cardridge/〉
新社会人にとって初対面の機会は特に重要です。リモートやメール等で事前にわかっている場合がほとんどですが、それでもやはり初対面の挨拶では儀式としての名刺交換は、話のきっかけとして重要と考える人は多いので、当然の準備として名刺を用意しておく必要があります。

この名刺ケースは紙製で厚さわずか0.5mm。最小限の名刺ケースです。名刺の収容枚数は5枚程度で、耐久性的にも普段から頻繁にたくさんの名刺を出し入れするのには向きませんが、これでも見た目には名刺交換をする際の名刺ケースという役割を充分果たします。

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極薄でほとんど邪魔にならないので、このケースごと手帳に挟んだり、バッグに忍ばせたりしておけば、不意に名刺交換の場に遭遇しても、よほどのことがない限りその場を切り抜けることができるので安心です。いつどんなタイミングで重要な出会いがあるかわかりません。名刺とマスクの予備は常に携帯しておきましょう。
2、使い方でさらに便利に!「2トーンカラーマーカー」

〈【2トーンカラーマーカー マークタス】コクヨ株式会社 150円+税 2020年2月12日発売
[HP]https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/marktasu/〉
資料等のチェックや整理に便利なカラーマーカーですが、ここにも一工夫することで、グッと効率アップすることができます。たとえばこの「2トーンカラーマーカー マークタス」は、ペン先が2つに分かれていて、持ったままクルッとペン先を回すだけで色を切り替えられるラインマーカーです。
持ち替えずに色を変えられるのも便利ですが、それだけではありません。重要なのはその色の組み合わせです。カラータイプは、濃淡の同系色になっていて、情報の重要度を色の濃淡で表現することができます。これならたくさんの色を使うよりも見た目はスッキリしているのに、重要度の違いは一目瞭然です。
2022.06.16(木)
文=高畑正幸