こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 前回から、新しくなった話題の美容機器、デンキバリブラシ®を試しています。

 2週間ほど使用した結果、私の頭皮は柔らかくなり、顔にハリが蘇りました(大喜び)。

 今回は、メーカーの方に教わりながら、より効果的な使い方をお伝えしていきましょう。


●頭皮に使うのがオススメ

 教えてくれたのは、デンキバリブラシ®広報ご担当の渡邉美樹さん。

 デンキバリブラシ®の使い方については公式サイトに動画で紹介されているのですが、より簡単に、手軽に使う方法を教わりました。

「デンキバリブラシ®は、短い時間でも毎日使うのがオススメです。時間がない時は、数分でも良いので頭皮をケアするといいですよ」(渡邊さん、以下・同)

 個人的には、ここで大きな発見がありました。

 というのも、デンキバリブラシ®って、メディアでのイメージからか、「顔に当てるもの」だと思っていたのですね。が、そもそもは頭皮に当てるものとして開発されたのだとか。

「デンキバリブラシ®は、元々は頭皮ケアをメインに開発した商品です。ですから、特に顔に当てなくても、頭皮ケアすれば、フェイスラインがスッキリします」

 オススメなのが、側頭部と後頭部のケア。

 まずは側頭部をケアして、徐々に後頭部まで範囲を広げると良いとか。

「時間がある時は、更に首の付け根部分まで当てていきましょう。ブルーの波モードは特に夜のケアで使うのがオススメです」

 私はこの時に教わって以来、頭皮を中心にケアするようになったのですが、「頭皮ケアをすればフェイスラインがスッキリする」というのは、本当でした。

 というのも、私は敏感肌で顔への刺激には慎重です。刺激しないでいいならそれに越したことはないと思っているのですね。

 そこで、顔のケアはやったりやらなかったり程度で、頭皮を中心に2週間使用したのです。

 その結果、わかったことが2つありました。

 1つは、頭皮ケアだけで十分顔が上がるということ。2週間前に比べると、明らかに顔がスッキリしたのですが、顔はほとんどケアしてないのです。頭皮ケアって大事だと思いました。

 もう1つは、頭皮をケアしなければ、顔だけケアしても元に戻りやすいということです。

 顔を地層にたとえると、頭皮は下層部分に当たるのかもしれません。

 だから、顔だけをケアした場合、一時的に効果が表れ位置を移動させることができても、下層がケアされていなければ、すぐに元に戻ってしまう。もちろん、下層に難がない人ならそれで十分なのでしょうが、私のように下層からなんとかしたほうがいい人間には、下層こそしっかりケアする必要があるのだとわかりました。

 とはいえ、これまでも、「顔を上げたければ頭皮から上げよ」とはさんざん言われてきましたし、各地で体験してきました。が、自分の手で行う場合、頭皮ケアは結構疲れます。

 そのために、しっかりケアできないでいて、簡単そうな「顔の表膚」に意識を向けてきたのです。けれど、顔の表層のみを上げたところで、深部が上がっていなければ元に戻ってしまうのです。

 その点、デンキバリブラシ®は、パワフルさと手軽さで超優秀。

 今までほぐせなかった私の頭皮を、低周波パワーでかなりのレベルまでほぐして柔らかくしてくれました。おかげで、私は何年ぶりかに自分の「頭皮の厚さならぬ、薄さ」を知ることができました。

 つまり、今まで頭皮だと思っていたのは、むくみだとわかったのです。そして、頭皮が薄なったと感じるにつれ、顔の表層部分も本当に上がっていったのです。

 デンキバリブラシ®、やっぱり凄いです。

 ちなみにお値段が高いので耐久性なども気になるところですが、渡邉さんによると、「使用法を間違えなければ、半永久的にご使用いただけます。また、クシが取れたりなどの場合は、全交換をお受けしています」とのこと。

 保証書もついているので、詳しくは確認してみてください。

 なお、ボディ用アタッチメントについても試したのですが、言及する時間がなくなったのでこちらについても折を見て、リポートしたいと思います。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

Column

にらさわあきこの日々是実践美容道

 新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。

2022.06.26(日)
文=にらさわあきこ
商品撮影=鈴木七絵