イタリア人にとってなくてはならない冷たいお菓子、ジェラート。初めてイタリアを旅した20代の時、ピスタチオのジェラートを食べて感動したことが忘れられません。最近では、日本でも専門店が増え、気軽に食べられるようになってきました。イタリアのジェラートショップ・ジェラテリアが日本に出店し、話題になったりもしています。
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そんな中で、大阪に2店舗続けてオープンしたのが『バール&ジェラテリア ラッフィナート』。イタリアの最新のジェラテリアと同じ、モダンでスタイリッシュなインテリアで注目を集めています。
お店に入って、まず、驚くのがジェラートの種類の多さ。2012年11月にできた「中之島フェスティバルプラザ店」には18種類、今年4月、注目のうめきた広場にできた「グランフロント大阪店」には24種類が常時並んでいます。
それぞれのデコレーションがまた素敵。カットしたフルーツを華やかに飾ったバナナやゴールデンキーウイにブラッドオレンジ、ヴァニラビーンズのサヤをあしらったプレミアムバニラやパンナコッタ……。見ているだけで楽しく、どれにしようかといつも迷ってしまいます。
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『ラッフィナート』の本店は、2004年、高級住宅街として知られる芦屋にオープンしたリストランテ。オーナーシェフの小阪歩武さんは「イタリアのバールが大好きで、その文化を伝えたい」と2008年にJR芦屋駅北側に、イタリアの街そのままのクラシカルなバールを再現。朝から夜遅くまで賑わうようになりました。大阪の出店に際して、バール&ジェラテリアとしたのは「日本の果物を使った、日本人の口に合うフレーバーのジェラートを追求したくて」と小阪シェフ。
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ここでは、同じ果物でも品種別のジェラートが並びます。フジ、陸奥、紅玉、サンゴールドなどのリンゴや、清美オレンジ、土佐文旦、スダチなどの柑橘類。女峰、さちのか、ほのか、紅ほっぺといったイチゴ。イチゴだけで3種類あった時期もあるとか。微妙な甘味や酸味、香りや風味の違いを最大限に引き出しています。どれも旬のものだけを使うので、売り切れごめん。それもまた魅力といえるでしょう。
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右:バリスタの細川忠昭さん
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2013.07.21(日)