海外旅行が難しい今は、日本の美しさを見つめるチャンスです。

 今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?

 特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。

 今回は、奈良県観光公式サイト「あをによし なら旅ネット」担当スタッフの安藤さんが選ぶ、冬の風景5選をご紹介します。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆月ヶ瀬梅溪

 月ヶ瀬尾山の湖岸から中腹にかけて広がる月ヶ瀬梅溪は、関西屈指の梅林として知られる国の名勝。

 「2月中旬から赤や白の約1万本の梅の花が咲き始め、甘酸っぱい香りとともに、花々の織りなす見事な景観を望めます。

 この梅は鎌倉時代中期に真福寺の境内に植えられたのが始まりとされ、その歴史に思いを馳せながら眺めるのもおすすめです」(安藤さん)

月ヶ瀬梅溪(つきがせばいけい)

所在地 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/06forest-tree/01north_area/tsukigasebaikei/

2022.01.04(火)
文=佐藤由樹