2011年3月に発売された、初の著書『吾輩は看板猫である』(文藝春秋)。

 2年後の今年3月、第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』と2冊同時に台湾の春天出版から中国語(繁体字)版がリリースされたのだが、うれしいことに、台湾や香港の読者の方から、続々と感想メールや現地の看板ネコ情報が!

タイトルは『我們可是看板貓,喵~』

 せっかくなので、今回は番外篇として、台湾&香港の看板ネコをご紹介します!
 まずは、2012年8月に台北市にオープンした、かわいい路地裏カフェ、「小孩散步 tot ta-ta」

ta-taです!

 看板ネコは、店名にもなっているta-ta(1歳半/メス)。

 落ち着いた雰囲気の外観に対し、内装やインテリアはとてもポップな雰囲気で、60年~90年代の古い家具を集めて、スタッフがカラフルにアレンジしたそう。

本棚には日本の雑誌や漫画も
あ! ta-taの後ろに『吾輩は看板猫である』(中国語版)発見!

 こうやって、自分の本が台湾でも読まれていることを知ると、とても感慨深いなぁ……(嬉泣)。

 ta-taは、開店から閉店までほぼ終日勤務という、働き者の看板ネコ。
 ta-ta目当てのお客さんも多く、一緒に遊んだり寄り添ったり、夢のモフモフ三昧なのだ。

 カフェメニューでいちばん人気なのが、「鶏もも猫ごはん」。

「鶏もも猫ごはん」

 「猫ごはん」といっても、もちろん人用。
 ボリューム満点の鶏ももソテーに、かわいいネコ型ライス付き。

 気が向いた時に焼くという、ネコクッキーも大人気!

かわいいニャ~♪

 ta-taは人見知りも犬見知りもしないので、愛犬を連れてta-taに会いに来るお客さんも多いそう。

シーズーとご対面

 時には外ネコも遊びに来る。

「こんばんニャ」

 大のネコ好きのスタッフと、かわいいta-taが歓迎してくれる「小孩散步 tot ta-ta」。
 いつかぜひ行ってみたい!

「お待ちしてま~す」

<次のページ> 香港で見かけた看板ネコ情報

2013.06.14(金)