![貴賓館のエントランス。イタリアカラーに彩られています。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/1280wm/img_1081c2f5b196d96133ca05ee88178e44525034.jpg)
日本の「おもてなし」文化を各国に精一杯アピールした、TOKYOオリンピック2020。たくさんの感動を胸に、2021年8月8日(日)に閉幕しました。
オリンピック期間中に、CREA編集部員は縁あってイタリア国立オリンピック委員会主催の「公式ホスピタリティハウス=カーサ イタリア」(現在は終了)にお招きいただきました。
内部の素敵なインテリアや、いただいた食事風景などをレポートしたいと思います。果たして、イタリアの「おもてなし」文化はいかに?
サスティナブルが印象的なカーサ イタリアのインテリア
「公式ホスピタリティハウス=カーサイタリア」とは、イタリアや国際的なTVネットワークとアスリートのための、ホスピタリティハウス兼スタジオ。設置されていたのは、高輪の貴賓館です。
高輪・貴賓館は、旧竹田宮家本邸という歴史を持つ洋館。この歴史ある建物が、イタリアンインテリアでおしゃれに装飾されました。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/1280wm/img_7a0db8ae807fd7ce8a79a672d602793c215959.jpg)
コンセプトは「ミラビリア=驚異的なもの」。スポーツ、サステナビリティをテーマに、設えが選ばれたそうです。本国イタリアからコンテナ4個分のアートやインテリアが運ばれてきたとか。
![ウェルカムエリアは、紙製のアートデザイン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/0/1280wm/img_a05ef9f17bbab67d2f28bb56779a0ba4475216.jpg)
エントランスエリアにあるカウンターは、なんと紙でできたサスティナブルなもの。
参加者は事前にPCR検査の結果を提出しなければいけないという厳重なもので、入場時の体温チェックやID登録まで、厳重かつスマホでできるという機能的なものでした。
![Rose chair/Edra](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/c/1280wm/img_4c55a087f4a134aa3df01952d2044864484054.jpg)
日本人デザイナー梅田正徳氏がデザインを手掛けたイタリアの家具ブランドEdraの椅子「Rose chair」。1980年にデザイナーの梅田氏が、あるブランドへ提供したもので、日本では今回が初めての展示。
![深紅のベルベット生地の光沢が非常に美しいものでした。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/0/1280wm/img_3062b4acb4f3d58a46c239f702d7ceea786559.jpg)
続いてお邪魔したのは余暇の時間を楽しむためのプレイルーム。ビリヤード台やインテリアとしても映えるサッカーゲーム台などがありました。
日本ではあまりなじみのないサッカーゲーム台ですが、イタリアはじめヨーロッパでは定番のお家遊びだそう。
![Games table/Hillsideout](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/e/1280wm/img_9ec0c12e93e134d116008d34cf5d8178525315.jpg)
部屋の中心に展示されたのは、アート・デザインスタジオHillsideoutが手掛けるゲームテーブル。ビリヤード台はイタリアとアマゾン産の木でできており、アマゾン熱帯雨林の複雑さを表現。壁の絵は、海の波をイメージしているそう。
![まるで埴輪? 可愛らしいアート作品もお目見え。思わずパチリ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/5/1280wm/img_259d7379c3a317a56f4d33d47e646af5560958.jpg)
2021.08.17(火)
文=CREA編集部