ウェアのコーディネートは、ファッションがシンプルになりがちな男子選手も取り入れやすいおしゃれです。
以前、インタビューで「ラケットのグリップの色とシューズの色を揃えている」と話していたバドミントン男子ダブルスの園田啓悟選手は、五輪の試合でも、シューズとグリップの色を白で統一していました。
5位 杉原愛子選手(体操・女子団体総合)
五輪モチーフのネイルとヘアピンを身につけ、話題を呼んだ体操の杉原愛子選手。後日、どちらも本人の手によるものだとインスタグラムで明かしました。
ジェルネイルはアスリートにとってもっとも取り入れやすいおしゃれの一つ。持ちがよく、プロに施術してもらうことが多いため、メイクに対する苦手意識がある選手にとっても挑戦しやすいようです。
杉原選手は五輪モチーフのネイルをしていましたが、なでしこジャパンの遠藤純選手など、自身の競技のモチーフをネイルに取り入れた選手もいました。
4位 福島由紀選手(バドミントン・女子ダブルス)
バドミントンの福島由紀選手も、ジェルネイルやリングで手元を華やかに演出していました。リングが重ね付けされているところに、こだわりを感じます。
バドミントンの選手の間では、ピンを多用し、競技の邪魔にならないよう髪を固定したヘアスタイルも多く見られました。
3位 西村碧莉選手(スケートボード・女子ストリート)
全身白いウェアに金髪というコーディネートに、ファッショナブルかつストリートな雰囲気を感じました。
スケートボードは今回の五輪で初めて採用された競技ですが、アーバンスポーツという、「新しい風」が入ってきたなと感じさせるファッションです。
2位 村上茉愛選手(体操・女子種目別ゆか 銅メダル)
五輪の選手に対する誹謗中傷について問題提起したことでも話題を呼んだ村上茉愛選手。以前に比べ、眉やアイメイクがしっかりとしていて、意志の強さをメイクで表現していると感じました。
2021.08.13(金)
文=花田 真寿美