ヘッドコントロール 4つのSTEP
STEP1 骨盤まわりをしなやかにする
まず椅子に座りながら何回か上体を左右に振り、骨盤を坐骨の真上に正しく乗せる。そこから骨盤を前や後ろに倒して、骨盤まわりの筋肉バランスを整え歪みも矯正。普段からこの正しい状態で座れるよう、体に覚えさせて。
(1) 正しい姿勢で座り、両腕を肩の高さで軽く組む。骨盤を前後に傾けて坐骨まわりの筋肉を動かす。再度骨盤を真っ直ぐに立てて5呼吸キープ。
(2) 右の足首を左ひざの上に乗せる。右手は右ひざに添え、左手は右の足先を掴む。
(3) 右手で右ひざを押しながら、左手で右の足先を反らせ5呼吸キープ。逆も同様に左右各1回。これで骨盤が立ちやすくなる。
STEP2 体幹はキープし上股を動かす
腕や肩を動かすたびに体幹が動いてしまうと、頭も引っ張られグラグラしやすくなるので、このエクササイズで別々に動かせるように鍛えよう。体幹を動かさずに腕だけを上下左右に動かして。肩甲骨まわりを柔軟にすることも大事。
(1) 椅子に座り、骨盤を真っ直ぐに立てる。胸の前に両腕で輪っかを作る。
(2) 腕を横に開く。このとき腕に体が引っ張られないように体幹を安定させ、骨盤を立てたまま、肩の高さは変えずに行って。
(3) 体幹を安定させたまま(1)の位置に戻して輪っかをつくる。
(4) 体幹を意識&肩の高さを変えずに両腕を下ろす。(1)~(4)の動きを5セット。
2021.08.15(日)
Text=Kinuko Kouchi(PRIMADONNA)
Illustrations=Hiroko Takashino(ASTERISK)