性格も見た目も正反対の2匹と、相田さんとの穏やかな日常
お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう連載「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第6回に登場いただくのは、『有吉の壁』などバラエティ番組で活躍中の三四郎・相田周二さん。
2020年夏から一緒に暮らしているのは、ラムキンのシロと保護猫のクロという2匹の猫。
1歳になったばかりのヤンチャ盛りな2匹の行動一つひとつに心和ませながら、猫との穏やかな日常を楽しんでいます。
「犬派だったのに、20歳ごろから“猫熱”が……」
――2匹の猫と一緒に暮らすようになったきっかけを教えてください。
猫を飼いたいなとはずっと思っていたんですけど、以前住んでいた家では飼えなくて。で、1年半くらい前、ペットを飼うことを視野に入れて引っ越し先を選んだんです。その間もいろんな(ペット関連の)ウェブサイトをチェックしていて、たまたま見たブリーダーさんのサイトに今飼っているシロがいたんです。
――ペットと暮らした経験はあったんですか?
いえ、まったく。うちの家族、猫があんまり好きじゃなくて。下町あるあるなんですかね? 猫はちょっと厄介な存在というか、おしっことかされないように、庭に効くかどうかわからない謎の水が入ったペットボトルとか置いてあったりするじゃないですか。住んでいた地域にも、それが置いてあったんです。僕も最初はそんなに好きじゃなくて、どちらかといえば犬派だったんですけど、いくつくらいですかねぇ? 20歳すぎた頃から徐々に猫熱が高まって、7年くらい前、当時の彼女と一緒に住んでいた家で猫を飼ってました。
けど、お付き合いを解消することになった時、どっちが猫を引き取るかが問題になって。実家に戻った僕は引き取ることができなくて、結局、彼女が三重に連れて帰ったんです。ちゃんとお別れをしたいなと思って三重まで会いに行ったんですけど、抱き抱えようとした瞬間、顔面に猫パンチされて……シャーって威嚇されました(笑)。
――もう忘れられてたんですね。
めちゃくちゃショックでした。悲しみに浸ってたのに……。そこからも飼いたいなという気持ちはずっとあったんですよね。ブリーダーさんのサイトで見たシロはラムキンっていう種類で、マンチカンとセルカークレックスのミックスなんです。元々、マンチカンのような足が短めの猫に興味があったし、セルカークレックスの毛がくるくるしている感じもいいなぁと思っていたので、ブリーダーさんのサイトで見た瞬間、この子がいいなって。
うちの子ベストショット①
「びょ~~~~~んじゃないんだよ」(相田さん)
――目惚れだったんですね。
そうですね。ラムキンってあんまりいないみたいで、ブリーダーさんに成猫の大きさを聞いても「成長例がないからわからない」って言われました。どれくらい大きくなるんだろう……と思ってますけど。
2021.07.17(土)
文=高本亜紀
撮影=平松市聖
写真=相田周二