●ほっこり癒される蒸し料理「TEGARU=SEIRO」
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こんにちは。これまで電子レンジと密な暮らしをしてきた編集者の百瀬です。
温めや、蒸すという調理に関してはほぼほぼ電子レンジ一択でやってきましたが、実はちょっと前から食材の旨みや栄養を逃さないうえに、見栄えもいいせいろの蒸し器に興味が湧いていたんです。そんな時に知ったのが「TEGARU=SEIRO」という家電。
商品名の“手軽”という魅惑のワードにも惹かれ、早速使ってみました。
普段の食事はもちろん、おやつにおつまみ、おもてなし料理を作る時など、どうやらせいろの蒸し器は思っていた以上に活躍の場が広いようです。
今回のブランチ作りは、暮らしをちょっと豊かに格上げする蒸し料理にトライしました。

昨年登場した「TEGARU=SEIRO」がこちらです。
手掛けたのは長野にあるエムケー精工。1967年発売の計量できる米びつを筆頭に、同社では生活家電のデザインから設計までトータルで行ない、これまでさまざまなヒット商品を生み出してきました。
せいろの蒸し器を使うのに躊躇していたのは、鍋とせいろのサイズ感や、焦がさないための火加減と水分量など、料理初心者にとっては超えるべきハードルが多いように思えたからなんです。
でもこの電気せいろの蒸し器は、最大60分まで設定できるタイマー機能を搭載していて、決まった量の水を注ぎ食材を入れたらタイマーを回すだけと超簡単なほったらかし系家電。難しいことが一切ありません。やっと会えたね、と思わずつぶやいてしまいました。

直径18センチ深さ4センチのせいろ(写真左奥)が2つ付いていて上下に重ねられるので、一度に2品の調理ができます。
セットの延長輪(写真左手前)をせいろに重ねると高さ8センチの器も入れることができるようになり、これがあると無いとでは作れる料理の幅も変わってきそうです。
2021.07.10(土)
文・撮影=百瀬 恵(Five Star Corporation)