貯まる人は3食きっちり食べている

 食事の量や回数を減らしている人は、無意識にその穴埋めをどこかでしようとしています。その結果、栄養バランスの偏ったお菓子などでムダな間食をし、体調を崩すことになるのです。

 その解決法は、3食しっかり食べることです。そうすることで、必要な栄養がきちんと取れて間食もなくなり、心も満たされます。

 ですので、3食しっかり食べましょう。

 だからといって、食べすぎては本末転倒です。

 つい食べすぎてしまうという人は、ふだんは3食にして、ときには週末だけ2食にするのはどうでしょう。胃を休める意味だけでなく、お金を貯める意味でもとてもいいことだと思います。

 なぜなら、こんなことをいっている人がいるからです。

「食を慎む人が、財をなす」

 これは江戸時代に活躍した、観相家(かんそうか)・水野南北の言葉です。

 顔のつくりがよくないのに、なぜか財運がある人がいました。それに疑問を感じた南北が調べた結果、そういう人たちは「食を慎んでいた」のです。

 腹八分目にして食べすぎないことで、お金が舞い込む。これは、あながち迷信ではないかもしれません。

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お金を増やすのは、とても簡単です。
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頭の中にお金が貯まる「仕組みや回路」をつくれば、無理なくお金が増えていきます。

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飯村久美

学習院大学卒業。FP事務所アイプランニング代表。日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー。著書に「子どもを持ったら知っておきたいお金の話」など。