海外旅行が難しい今は、日本の魅力を深掘りする、またとないチャンスです。そこで47都道府県の観光のプロに、知る人ぞ知る、その土地自慢の風景をリサーチ。
そこには、まだまだ知らない日本の姿がありました。
今回は、北海道観光公式サイト「Good Day 北海道」のスタッフが選ぶ、北海道の春の風景4選を紹介します。この先の旅の候補地に加えてみませんか?
◆滝川の菜の花畑
北海道滝川市は、菜種(ナタネ)栽培が盛んで、日本有数の菜の花畑の作付面積を誇る場所。菜の花畑が点在しているのは、主に江部乙地区だ。
「5月中旬~下旬に市内のあちこちで菜の花が咲き誇る様子は、まるで黄色いじゅうたんが一面に広がるようで圧巻の一言!
暑寒別連山をバックにした満開の菜の花畑は、『北海道感動の瞬間(とき)100選』にも選ばれている風景となっています」(「Good Day 北海道」スタッフ)
滝川の菜の花畑(たきかわのなのはなばたけ)
所在地 北海道滝川市江部乙地区
http://kankou-takikawa.jp/
◆浦臼神社
札幌市・旭川市の二大都市のほぼ中間地点に位置する自然豊かな浦臼町。森の中に、ひっそりとたたずむのが、開拓期に落成した無人の神社、浦臼神社だ。
「山エゾリスや野鳥が生息し、地面一面に広がる青いエゾエンゴサクや赤紫色のカタクリの花の中にいる様子は、まるで絵本の世界。
エゾリスは朝食の木の実を探しに境内にやって来るので、早朝に訪れるのがおすすめです。動物のいない時間帯でも、色鮮やかな花の絨毯や山ざくらと鳥居の風景は、一見の価値ありです」(「Good Day 北海道」スタッフ)
浦臼神社(うらうすじんじゃ)
所在地 北海道樺戸郡浦臼町黄臼内186-90
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/kankou/guide/jinjya.html
2021.04.05(月)
文=CREA編集部