前篇では、アルバムのタイトル曲「Don’t Call Me」について語ってくれたSHINee。ここからの後篇では、久しぶりの活動への思いや、メンバーが特に好きだという収録曲についてお伝えしたいと思います。ぜひ曲を聴きながら想像して読んでみてください。


「集まることでSHINeeとしてのシナジーが出せたと思う」(オンユ)

――久しぶりに集まって活動した感想を教えてください。

 オンユ 久しぶりにアルバムを出すことになりましたが、皆で集まった時間がとても幸せでした。お互い各自の分野で活動していましたが、集まることでSHINeeとしてのシナジーも出せたのではないかと思います。まるで自分の体じゃないみたいで、ダンスに慣れるまでがとにかく大変でしたが、テミンが助けてくれました。

 ミンホ 僕たちは、テミン以外空白の期間があって、そして久しぶりのフルアルバムなので、みんなが情熱をかけて準備しました。アルバムだけではなく、ほかのコンテンツの準備もし、どうしたらいいものができるだろうかと打ち合わせもたくさんしました。兵役中は鏡を見る機会も減ったので、まず鏡の前にいる自分に違和感を感じ、ダンスすることに2カ月くらい慣れませんでした笑。久しぶりに集まれて楽しかったのですが、ひとつ残念なのは、ファンの皆さんに会えないことですね。

 キー 今回はアルバムや活動について考える時間がたくさんありました。世の中の状況が変わり、対面、非対面と活動の制限はあるけれど、考える時間が多かったことで、いろいろと詰め込むことができたアルバムではありました。なので、今後もきっとこのアルバムのことを参考にするし、思い出すと思います。

「カムバックに相応しい作品か、プレッシャーを感じた」(キー)

――今までのアルバムと比べてどのような部分に気をつけましたか?

 キー 空白期間を経て作り出されるアルバムとしての力があるのか、トレンディーさもある一方で、重みのあるものになっているのか、ということを考えました。また久しぶりに出るアルバムとして、相応しいものにしたいということでかなりプレッシャーもありました。

2021.02.25(木)
文=CREA編集部