1月8日に1都3県、1月14日に2府5県で発令された2度目の緊急事態宣言。多くの店が時短営業となり、買い物も難しく、不便な思いをしている方が多いのではないだろうか。
気軽に買い物ができなくなったコロナ禍で注目度を高めたのが、ネットスーパーだ。リアルに店舗を構えるスーパーマーケットから、注文した生鮮食品や日用品が配達されるネットスーパーは、昨年4月の緊急事態宣言発令の頃から利用者が急増。受注を一時停止するネットスーパーも出るほどの騒ぎとなった。
今回はそのネットスーパーのなかで、10以上の都道府県での配送に対応している「イトーヨーカドーネットスーパー」、「おうちでイオン イオンネットスーパー」(以下、イオンネットスーパー)、「楽天西友ネットスーパー」の大手3店をピックアップ。特徴を比較していきたいと思う。
イトーヨーカドーネットスーパー:配達便が1時間区切りで選びやすい
イトーヨーカドーネットスーパーの商品数は約30000点で、今回取り上げたネットスーパー3店の中ではもっとも多い取り扱い点数だ。配達対象エリアは19都道府県で、公式ホームページには郵便番号か住所を入力すると担当店舗が調べられるページがあり、便利である。
最低注文金額が存在せず、330円(税込、以下略)の配送料も、地域と時間帯によっては220円になる仕組みで、価格面での利用のしやすさが特徴的。さらに、交付日から4年以内の母子健康手帳を持っていれば、手帳を提示して登録用紙を記入することで登録日から4年間配達料金が102円になるサービスも行われている。子育て世代にとっては見逃せないポイントだろう。
支払い方法は代金引換とクレジットカード、nanacoポイントの3種類。代金引換手数料は無料だ。
配達便は「11:00~13:00」、「12:00~14:00」、「13:00~15:00」、「14:00~16:00」、「15:00~17:00」、「16:00~18:00」、「17:00~19:00」、「18:00~20:00」、「19:00~21:00」の9便で、時間帯によっては注文当日の配送も受け付けている。配達時に不在の場合は、当日中であれば不在連絡票から手続きをすると無料で再配達を受けつけてくれるが、最終便出発後はキャンセル扱いとなるので注意してほしい。
2021.02.06(土)