イトーヨーカドー、イオン、楽天西友――大手ネットスーパーの現在地
一見どこも似たサービスに思えるが、今回ご紹介してきたとおり、細かい部分までチェックすると大手3店にそれぞれの特徴があることがわかる。
そのため、活用の仕方によっておすすめも変わってくるだろう。
一度に商品をあまり注文しない、ある程度細かく配達時間を指定したいという場合はイトーヨーカドーネットスーパーがおすすめ。
置き配サービスを使いたいという場合はイオンネットスーパーがおすすめ。
一度に注文する商品が多くなることが多い場合は楽天西友ネットスーパーがおすすめ。
一例だが、このようなことが言えそうだ。
しかし、配達対象エリア数や、エリア内での配送料や配達便数など、サービス内容の差が、いまだ存在しているのがネットスーパーの実情だ。都市部にお住まいであれば非常に便利に活用できるが、それ以外の場合は見極めが重要になってくるだろう。
2020年6月にアプリの本格運用を開始し、7月に大幅リニューアルを行ったイトーヨーカドーネットスーパーや、対応店舗の増加を図っているイオンネットスーパー、横浜市に物流センターを開設する予定の楽天西友ネットスーパーと、各店まだまだ発展の途上にある。ネットスーパーを利用するのであれば、常にアップデートされる情報をチェックし、どこがより便利になるのか目を光らせておくといいかもしれない。
※本記事は2021年1月20日現在の情報をまとめています
◆イトーヨーカドーネットスーパーの代金引換手数料についての記述に、一部事実誤認がありましたので、修正をいたしました。関係者の方々と読者のみなさまにお詫び申し上げます。(2021.2.01 16:28)
(文=森岡慶四郎〈A4studio〉)
2021.02.06(土)