45位「チェリオ グレープ」

「チェリオのグレープというと、学校帰りに駄菓子屋などで売られていた瓶入りを思い浮かべるが、缶入りもあった。あまり記憶にないのは多分、店頭で瓶入りを飲めば、ビン代がかからずリーズナブルに楽しめたからだろう」(チェリオ、1970年代?、炭酸)

44位「Jウォーター」

「Jリーグの公式飲料として登場。サッカーブームに乗った商品だった。味的には特に変わったものではなかったが、Jリーグが最も注目されていた時代の証拠的なものとして、記憶にとどめておきたい商品」(サントリー、1993年、スポド)

43位「アンバサ」

「『アンバサ』という耳慣れない単語に、違和感を覚えたが、コカ・コーラの自販機に入っているので、すぐに慣れた。乳性炭酸飲料で、カルピスソーダよりあっさりした味。かなり飲みやすかった。メロンやパインなど味のバリエーションもあった」(コカ・コーラ、1982年、炭酸)

42位「アップルウーロンソーダ」

「当時、大流行した『いまどきのこども』のキャラクターが描かれていて、注目度は高かった。アップルウーロンソーダという不思議なものだったが、おいしかった。また飲みたい」(キリン、1988年、炭酸)

41位「スィートキッス」

「マウンテンデュー路線の炭酸飲料。パッケージデザインがハデハデで、とても目を引いた。チェリオの自販機は都心部には少なく、手に入れるのは少し大変だった」(チェリオ、1982年、炭酸)

2021.01.28(木)
文=清水 りょうこ
写真協力:久須美雅士(The Archive of Softdrinks)、スタジオ クライン、山崎幹夫、ほか飲料メーカー各社