住所入力で大活躍、郵便番号から一発変換するワザ

 最後に紹介するのは、住所入力を効率化するためのTipsです。その方法とは、郵便番号の7桁の数字を入力することで、住所に変換してくれるというものです。スマホ操作のTipsとして紹介される機会も多いので、すでにご存知の人も多いでしょう。

 例えばiPhoneの標準IMEで「1020094」と入力すると、変換の候補語にその住所にあたる「東京都千代田区紀尾井町」が表示されます。またWindowsのGoogle日本語入力でも、「102-0094」とハイフンを含めた大文字で入力して変換を実行すると、やはり候補語の中に住所が表示されます。

 郵便番号は多くの場合、番地を除いた市区町村までが対応しているので、住所を入力する時にこれを使えば、数字キーで入力できる番地以下を補完するだけで、住所を入力できるようになります。自宅の住所を辞書登録していない場合のほか、会社の住所、相手の住所の入力で郵便番号だけ分かっている場合には、積極的に活用したい時短ワザといえます。

iPhone標準のIMEでは、該当する郵便番号である7ケタの数字を入力すると、変換候補にその住所が表示されます(左)。末尾を変えてどんな住所が表示されるか試してみても面白いでしょう(右)
iPhone標準のIMEでは、該当する郵便番号である7ケタの数字を入力すると、変換候補にその住所が表示されます(左)。末尾を変えてどんな住所が表示されるか試してみても面白いでしょう(右)
WindowsのMS-IMEやGoogle日本語入力でも同様に住所への変換が行なえます。ただしこちらでは間にハイフンを入れ、郵便番号であることが分かるように入力する必要があります
WindowsのMS-IMEやGoogle日本語入力でも同様に住所への変換が行なえます。ただしこちらでは間にハイフンを入れ、郵便番号であることが分かるように入力する必要があります

2021.01.25(月)
文=山口真弘