2020年12月30日(水)12:29に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、蟹座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

本当に大切な人々と一緒に過ごしたい日

 今年の前半は新型コロナウィルスの蔓延で、予想もつかない日々を過ごすこととなりました。

 2020年も終わりに近づき、12月30日には今年最後の満月が天の蟹座で輝きます。

 家族や恋人、親しい友人といった本当に大切な人々と一緒に過ごしたい日です。

 蟹座の満月の日はあなたの中の母性が際立ち、愛するものたちを慈しみ育む力に恵まれます。

 これから家族になりたい人がいるのなら、自宅で手料理などを振る舞いながら相手をもてなすのにも最適な日です。

 またこの満月は仕事VS私生活のギャップがテーマにもなるので、1年の終わりに今後のライフ・ワーク・バランスを考えるよい機会にもなるでしょう。

 蟹座が豊かな感受性を授けるので、涙もろくなったり、感情が高ぶりやすい日でもあります。

 親しい人に八つ当たりなどしないように。

 アメリカ先住民によると、12月の満月はロングナイトムーン(夜長月)、オークムーン(樫月)、ビッグフリージングムーン(大寒月)。

 暖かいお部屋の中から満月を眺めるのもいいですね。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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