2020年9月17日(木)20:01に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、乙女座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

心と身体のバランスをコントロール

 夏が終わり、体は休養を求めています。

 乙女座の新月には、心と身体のバランスを絶妙にコントロールする力があります。

 ダイエットやスキンケア、健康と美容のための自炊を始めるのもおすすめです。

 また、目的を遂行するための実務能力を身につけるにも、乙女座の新月は有効。

 乙女座の新月には、物事がどのように機能しているかをチェックする力があるので、現在、自分が置かれている状況を改善するには何をすればいいのか、具体的な方法を指し示してくれます。

 さらに実務的な作業をこなす能力も上がるので、スムーズに進んでいない仕事の手順や部屋の整理整頓、スケジュールの組み立て方を見直す絶好のチャンスです。

 その延長で、自分自身が改めるべき悪いクセや習慣を改善したり、落ち込みがちなメンタルのコントロールを行うのにも向いています。

 ちょうど自分を律する力を授ける土星が、この新月に対し調和角を作ります。
 この日は謙虚に、そして冷静に自分を見つめるよい機会となるでしょう。

〈『ムーンブック2020』(ディスカバー)より〉

★毎年好評の月の満ち欠けを記した手帳、『MOONBOOK2021』(ディスカヴァー刊)が9月18日に発売。

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●2020年10月3日(土)『MOONBOOK2021』発売記念ZOOM講演会が行われます。
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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。毎年秋、『MOONBOOK』発売後には、様々なセミナーやイベントを各地で行っている。

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