おうち時間が長くなっている今。「ヨガには体だけでなく、心を整える効果もあります。気持ちを切り替えるためにも、ぜひ取り入れて欲しいですね」と語る、ヨガインストラクターのJURI EDWARDS(エドワーズ・壽里)さん。

 時間がなくても大丈夫。1日5分でも自分と向き合う時間が大切にして。

「今日はぐらつきやすいとか、足がむくんでいる、集中できないようなど、ヨガを実践すると、気づかなかった今の自分を知ることができます。そうやって日々、少しずつでも積み重ねていくと、体も心も確実に変わっていきますよ」


#07 在宅なら好チャンス! 意外に簡単にできる!

ダイナミックな動きの「ワイルドシングス」は在宅勤務の合間にも取り入れたい。体幹づくりや背中の引き締め効果、姿勢改善、疲労回復など効果満載。
ダイナミックな動きの「ワイルドシングス」は在宅勤務の合間にも取り入れたい。体幹づくりや背中の引き締め効果、姿勢改善、疲労回復など効果満載。

 デスクワークなどで猫背になると、胸が縮こまり、呼吸も浅くなりがち。

 このポーズでは、腕の重みを利用して、しっかりと胸を開けるだけでなく、全身を使うためトレーニング効果も期待できます。床についた手や、踏み込んだ足の太もも、背筋など、さまざまな筋肉を使っていることを確認して。

 本来は「ダウンドッグ」という姿勢からこのポーズに移りますが、難易度は高め。そこで今回は、11月20日に紹介した「マラーサナ」のポーズからスタートする、簡単にできる方法をご紹介します。

◆HOW TO

骨盤幅に足を開いて立ち、そのまましゃがむ。右手をお尻の後ろについて、お尻を浮かせて、体を引き上げたら、左手を頭上へと伸ばします。体の脇を通って、大きく弧を描くように動かすのがポイント。左脚はひざを曲げてしっかり踏み込み、右脚を外側に伸ばして。頭は自然に垂らして、視線は指先へ。3~5呼吸キープ。逆側も同様に。

JURI EDWARDS (エドワーズ・壽里)

東京都出身。ハワイに移住し、全米ヨガアライアンスのRYT200を取得。カピオラニコミュニティーカレッジにてスポーツ科学を学び、アメリカ医学会認定パーソナルトレーナーの資格を取得。スポーツブランド「ルルレモン」の日本法人立ち上げに携わり、2019年、アジア初のルルレモン カントリーアンバサダーに選ばれる。同年4月、表参道に自身のヨガスタジオ「IGNITE YOGA STUDIO」をオープン。愛犬のウサインボル子もお気に入りの場所。

Column

毎日続けられる! 美しく痩せる1ポーズヨガ

大人気連載「美しく痩せる! 整える! 1分で1ポーズヨガ」が復活しました。ダイエットに悩む人はもちろん、新しい生活様式で体調を崩した人にも効くポーズがずらり。前回同様、美しいJURIさんが綺麗なボディづくりへと導いてくれます。

2021.01.15(金)
文=林田順子
撮影=鈴木七絵