アーティでパワーを感じるような 力強い柄アイテムが好きです

私の生活の中で、ファッションは重要なコミュニケーションツールのひとつ。
自由な発想でファッションを楽しむ人と出会うと、エネルギーをもらい、私も好きなものを着て楽しもう、という気持ちに。
昔からずっと好きなブランドはDRIES VAN NOTEN。デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンには、「今表現したいことを表現する」という独特の美学があって、内から出る強さを感じます。
私自身、トレンドにとらわれすぎず、気に入ったものをずっと愛用するタイプなので、ファッション業界のルールに流されることなくデザインを続ける彼の姿勢に、感銘を受けたのかもしれません。
H:色鮮やかなBACCAのコート。
「5年前に購入して以来、今でも大活躍」(山野邊さん)
I:Maison Margielaのコートは、構築的なフォルムが印象的。
J:DRIES VAN NOTENの100回目記念コレクションで発表されたコート。アーカイブの美しいテキスタイルを使用したもの。
K:ベルギー発のブランド、JEAN-PAUL KNOTTのパンツはハイウエストボトムをチョイス。
L:3年前に購入したROSANNA PERRONEのドレスは、大胆なバックオープンデザイン。
M:一枚で華やぐBallseyのサロペット。26,000円/TOMORROWLAND
N:LEE MATHEWSのワンピース。洗練されたドット柄と、大人に似合うきれいなシルエットが魅力。96,000円/TOMORROWLAND
※価格表記のないものは、すべて本人私物です

ファッション通の
偏愛ワードローブ
2020.07.26(日)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Kenichi Yoshida
CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。