花本 武さんの偏愛を感じる4冊
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名物書店員、「BOOKSルーエ」書店員の花本 武さんが偏愛を感じる4冊を、うかがいました。
日本人に人気の三国志。その理由を新たな視点で語る
『愛と欲望の三国志』
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「三国志を語りだすと止まらない人は多い。キャラの立った武将たちに萌え、知略の限りを尽くす合戦に胸を熱くする。
箱崎さんはそういう“語り”からもう一歩踏み込んで、『三国志』というカルチャーを、日本人がどのように受容してきたのかを徹底的に調べて、学術的に論じている。
学問の入り口は、どんなところにもある。“好き”が高じるということの素晴らしさを教えてくれる」(花本さん)
2020.07.22(水)
Text=Etsuko Onodera
Photograph=Hirofumi Kamaya
CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。