普段は、スケートボード雑誌の編集に携わりながら、プライベートではパンダを偏愛するライター・編集者の小澤千一朗さん。

 パンダの真似をするだけで、人生が明るくなる!? という、小澤さん。見いだした「パンダメンタル」とは?


所作を真似するだけで気持ちが楽に。“パンダメンタル”を学んでいます

 パンダに会うために、7年前から月に一度、東京から和歌山県のアドベンチャーワールドに通っています。

 ここには日本最多の6頭が暮らしていて、飼育エリアも広いんです。

 行った際は開園から閉園までパンダに釘付け。ずっと見ていても飽きません。

 中でも心を鷲摑みにされているのが、メスの桜浜。2014年に生まれた双子のうちの1頭です。

 性格はマイペースで天然。

 ほかのパンダは竹をより好みするんですが、みんなが見向きもしなかった竹を飼育員がこっそり桜浜に渡すと、バクバク食べる。

 食べられるならなんでもいいよ! っていうおおらかさにいつも癒されています。

2020.06.29(月)
Text=Hiroya Ishikawa
Photographs=Kenji Nakata、Masaru Tatsuki

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。