本とおいしいお茶、お菓子があればいくらでも時間を過ごせる。そんな人にはたまらない個性的なブックカフェが台湾には増えています。

 (読めなくたって)眺めるだけでも本の世界に浸れる幸せな場所をご紹介します。


女性店主が選んだ 美しい本たちを愛でる

◆浮光書店

 古い工場とおしゃれなショップが混在するエリア・赤峰街で、小さいけれど、女性店主のセレクトが光る本屋さん。

 築100年のビルの2階にあり、アートやカルチャーの本がよく似合う。

 本と飲み物を購入すれば、テーブルでゆっくり。特に、屋根裏部屋のような2階席は静かに本と向き合えるとっておきの場所。

●おいしい本
『好吃』

 雑誌『好吃』はレシピや産地訪問など食の記事満載のインディペンデントマガジン。 249元。

浮光書店
(フーグゥァンシュディェン)

所在地 台北市中山區赤峰街47巷16號2樓
電話番号 02-2550-7288
営業時間 12:00~22:00
定休日 無休
https://www.facebook.com/IlluminationBooks/

※1台湾元=約3.6円
※時差=-1時間
※国番号=886
※夏季、年末年始、旧正月などの営業は各店にお問い合わせください。また、それ以外の営業時間や定休日なども、現地の状況に応じて変更の可能性があります。
※店舗・施設によっては税金・サービス税が加算される場合があります。
※ショップデータ内のクレジットカードの表記は、すべてのカードを使用できない場合のみ「カード不可」と記入しています。
※掲載のデータはすべて2020年3月26日現在のものです。

おいしい本と会える
台湾ブックカフェ4選

2020.05.08(金)
Photographs=Tamon Matsuzono
Coordination=Mari Katakura
Cooperation=Taiwan Tourism Bureau

CREA 2020年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

おいしい、台湾。

CREA 2020年5月号

その一口できっと笑顔
おいしい、台湾。

定価820円

台湾を訪れると、いつも地元の人のあたたかさ、おおらかさに心癒されます。その笑顔の秘密は、日々の豊かなごはんなのかも。あつあつの小籠包に滋味深いお粥や豆漿、心ときめくかき氷とふわふわの豆花。おいしいものは元気をくれる。そんな当たり前だけど大切なことを思い出させてくれる旅をご案内します。