心地よさに包まれることで、女性はもっと美しくなれるはず……そんな思いから、心地よさを追求して誕生したスキンケア、メナードTK。
美容エディターの松本千登世さんのエッセイとともにその魅力をご紹介します。
あるモデルの女性にインタビューをしたときのこと。理想の女性像を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「誰にでも、優しくできる人」
時間的にも精神的にも余裕がある人。何があっても心が安定している人。いつも笑顔でいられる人。自分自身を正しく愛している人。
だから、身近な人にはもちろん、誰にでも分け隔てなく優しくできる……。いつかそんな女性になれたら、と。
思いがけない答え、でも、言葉を反芻するほどに、その深さに引き込まれました。
大人の美しさを決めるのは、余裕なのかもしれません。
余裕が表情に現れ、立ち居振る舞いに現れ、みずみずしさやすがすがしさといった生き方を語り出すオーラになる。
だから、誰にでも優しくできる人の美しさは、大人の本質的なもの。
私もそんな女性になりたい、心からそう思ったもの。
心地よさに包まれることは、日々の余裕を生む最良の「スイッチ」になるのだと思います。
たとえば、心地よいスキンケア。
朝も夜も、見て触れてなめらかな肌の一部になるようになじむテクスチャー。深呼吸したくなるようなやわらかい香り。
そのひとときは自分をいたわり、ねぎらい、正しく愛する時間。
すると余裕が積み重なって習慣が変わり、行動が変わり、見た目が変わる。きっとその先に、大人ならではの美しさが待っているに違いないのです。
TKとは、「Touch of Kindness」。
文字通り、肌が喜ぶ心地よさを目指したスキンケア。
まずは触れてほしいのです。
あっ、心地よい。その感覚が、美しさへのスイッチなのだから。
――松本千登世[美容エディター]
松本千登世(まつもと ちとせ)
美容エディター。航空会社の客室乗務員、広告代理店、出版社勤務を経て美容エディターに。美にまつわるエッセイは幅広い年代に支持され著書も多い。近著は『いつも綺麗、じゃなくていい。 50歳からの美人の「空気」のまといかた』(PHP研究所)。
2020.03.13(金)
Text=Miyuki Nagata
Photographs=Koomi Kim〈model〉、Satoko Munetaka〈still life〉
Hair & Make-up=Yoko Fuseya(ESPER)
Styling=Reiko Ogino
Model=Karin(étrenne)
Cooperation=AWABEES、TITLES