食器、カトラリー、キッチン&バス用品……。生活の周りにある日用品を使わない日なんて、ありません。

 暮らしをともにする相棒だからこそ、アイテム選びは大切。最近はデザインを重視するだけでなく、「心地いい」「部屋に自然となじむ」ものが急増中。

 新たなコンセプトを掲げた雑貨屋さんが目立つ東京から、厳選8軒をご案内!

» そのほかの雑貨屋さんもチェック!


#07 HOEK
(フーク)
[原宿]

「これは何?」と聞きたくなる
ユニークなアイテムがいっぱい

 店主は「ユナイテッドアローズ」勤務後、長野のライフスタイルショップ「haluta」でインテリア雑貨や洋服のバイイングをしていたご夫婦。2人のフィルターを通して、流行に関係なく永く大切にしたいと思うものを世界中からセレクトしています。

 プロダクトデザイン、ハンドクラフト、ヴィンテージなど、ジャンルに偏りなく、さまざまな日用品が並ぶ店内。アクセサリーやベビー用品なども揃い、ギフトを探している時、足を運べばきっといいものが見つかります。

 商品を眺めていると、「これは何?」と思わず尋ねたくなるものがいろいろ。

 たとえばリトアニアの手作りの万華鏡。身近な植物を閉じ込め、それらが動く様子を眺めて楽しみます。形もユニークで、オブジェとしてもおしゃれ。

 カナダのフェアリーストーンも不思議な一品。角のないすべすべの石で、古くからネイティブインディアンがお守りにしていたそう。

 人の顔っぽいものであったり、自然にできたさまざまな形をしていたり、神秘のパワーが宿っていそう。

 大切な人へのギフトなら、そんなストーリーのあるものを贈ってみたくなります。

 これらのものたちの背景やストーリーは、店主の大井さんが丁寧に説明してくれます。

 ギフトの相談にのってくれたり、ちょっとしたおしゃべりを楽しめたりするのもネットショッピングでは得られない貴重な経験。

  また日用品の中でも、常にいいものがないか探している……としたら、タオルではないでしょうか。

 肌触りや洗いやすさ、乾きやすさなど、なかなかぴったりくるものがない、と思っていた人にぜひ試してほしいのが「リトルサンシャイン」です。  

 ループをねじってパイルにすることで、洗うほど糸の表面積が増え、どんどんふっくらとやわらかく、吸水性もアップしていく。使いこむほどにやわらかさが増してくるのです。

 上質な日用品で暮らしが快適になっていくーー。そんな逸品を自分用に、大切な人用に、ぜひ見つけて。

※写真は、ショップの移転前に撮影したものです。

HOEK
(フーク)

所在地 東京都渋谷区神宮前2-33-16 チサンマンション原宿502
電話番号 03-6805-0146
営業時間 12:00~19:00
定休日 水・木曜
http://hoek.jp/